当院では、風邪症状はもちろん、皮膚トラブルや耳鼻の症状なども含め、お子様のあらゆる症状に、小児科専門医が丁寧に対応いたします。連携病院も豊富ですが、その有無にかかわらず、より高度な検査が必要な場合や入院治療が必要な場合は、患者さまのご希望に沿った医療機関へ紹介させて頂きます。
小児科に来院する理由の多くは、発熱、咳、鼻水などいわゆる「風邪」の範疇に属する症状です。同じ症状であっても、患者様のつらいと思っている症状(主訴)や保護者の心配の理由、治っていく過程はさまざまです。
小児科で扱う薬の種類は限られており、また「風邪」を治すのは薬ではなく自然治癒力(自己免疫力)によるところが大きいです。
つまり小児科医が力を発揮するのは、 いかに症状を軽くできるか → 内服薬、鼻吸引など 保護者の疑問点に答える → 次の受診のタイミング、家庭での対処法など 症状の程度を的確に把握する → 家庭で様子をみる?当院でフォロー?大きな病院へ?
まだ鼻をかめない小さなお子さんでは、症状を軽くするため、あるいは早期に症状を収束させるためには、しっかり鼻吸引を行うことが大切です。
・院内での簡単な血液検査はもちろん、数日で結果のわかる多項目のアレルギー検査や貧血、低身長、甲状腺機能異常、脂質異常などの検査を実施いたします。特に、食物アレルギーの詳しい血液検査は、必要あれば生後4-5ヶ月から実施しております。
・長引く咳の原因が喘息かどうかを客観的に判断したり、喘息治療の評価に有用な一酸化窒素ガス分析装置も導入しております。息を数秒間吐くことができる年長児から実施可能で、ゲーム感覚で楽しく検査を受けることできます。
・皮膚処置として、水いぼ取り(伝染性軟属腫では、内服薬やスキンケア指導も併用します)、アトピー性皮膚炎のスキンケア指導、とびひの軟膏処置と自宅ケアの指導、赤ちゃんのでべそ(臍ヘルニアの圧迫療法と自宅ケアの指導)なども実施いたします。
・痰がらみの咳や喘鳴(ぜーぜー)をはじめ、のどの痛み、声のかすれ、クループ咳などに対して、院内での吸入を実施いたします。喘息発作の場合は、必要に応じて、吸入器の貸し出しも行っております。
抗生剤は細菌感染症に対して有効な治療です。こどもの風邪症状のほとんどは、ウイルス感染が原因であるため、抗生剤の内服は必要ないことが多いといえます。当院では、抗生剤の乱用による耐性菌の発生を少しでも減らすため、細菌感染症の合併が疑われる場合のみ、抗生剤を処方いたします。高熱が続く場合は、院内ですぐに結果の出る血液検査を実施することで、発熱の原因が、ウイルス感染によるものか、細菌感染によるものかを判別する目安になります。もちろん、発熱がなくても、副鼻腔炎や中耳炎などによる細菌感染症を認めた場合は、適切に抗生剤を処方いたします。
気管支喘息の診断・管理に必要な機器も導入します
※その他必要な検査につきましては、適時外注検査にて対応させて頂きます。
診療時間・曜日は変更になることがあります。詳しくはお知らせをご覧ください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 | |
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9:00 ~ 13:00 | ● | - | ● | ◆ | ● | ● | - |
予防接種・健診 14:30~15:00 |
● | - | ● | ● | ● | ● | - |
15:00 ~ 18:30 | ● | - | ● | ● | ● | ◎ | - |
◆ 木曜は9:00~11:00・11:30~13:00一般診療/11:00~11:30は予防接種・健診専門時間
◎ 土曜日は17:00まで
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9:00 ~ 13:00 | ● | - | - | - | - | - | - |
15:00 ~ 18:30 | - | - | - | ● | - | - | - |
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15:00 ~ 18:30 | - | - | ● | - | - | - | - |